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私を構成したものたちのきろく

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ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)
評価:
アゴタ クリストフ
早川書房
¥ 693
(2001-11)

???となりました。
前作とはうってかわって、普通に、本当に普通の小説になっている。
おばあちゃんの家にのったほうの双子のうち一人の、リュカのお話が大半で、最後のほうにクラウスがでてきます。

しかし、本当にラストは毎回衝撃的すぎてついていけません。とりあえず、もう一度読み直して理解を深めてから次の読みます。


| | 00:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
悪童日記 (ハヤカワepi文庫)
評価:
アゴタ クリストフ
早川書房
¥ 693
(2001-05)
「悪童日記」うろ覚え感想
濃い。濃すぎる。なんていうか、エロティックなものもあれば、汚さ、とか色々詰まっていた。ある意味、社会勉強本、といってもいいのだろうか。第二次世界大戦中に田舎に疎開する双子の話なのですが、そんな世界の中で世界を冷静に見る子供双子の話です。内容はすべて短く簡潔になお、とても客観的に日揮として描かれているのであっさりとして読みやすい。

主人公は、双子の兄弟。彼らは自分達のことを「ぼくら」といって、片方をさすとき「ぼくらのうちの一人ともう一人」という。二人は綺麗な天使な顔をしているが、中身はとても大人びていて、見た目は子供、頭脳は大人、という某少年みたいな双子だと思います。彼らは戦争の中で、色々なことを学ぶ。生き抜くために、働く、練習をする、遊びはしないで勉強をする。人間の汚さ、どうやって生き延びるか、ぼくらはぼくらという個でその世界を生き抜いていきます。

よくあるレビューだと、やっぱ悪い星の王子様って感じだなホント。小説読むの慣れてない人は絶対吐き気するような小説だと思いますね。エロも、なんていうか生々しく出てきて、普通に獣姦、強姦、SM出てくるし、殺人描写や虐殺、肉体的精神的虐待な描写もあっさりと、たっぷりある。普通の小説だったら、その現実を柔らかく描写するところを、とても現実的に描いているから不快感を持つ人も多いと思う。

なんていうか、腐的に見ると、この双子完全ヤンデレですよ^^^^^←永遠さんの好みすぎます

だって、双子はもお互いしか見てないし愛とかそういう問題でなく一緒に生きる運命共同体なんです。これ、読んだきっかけはMOTHER3のクラウスとリュカがこの悪童日記が元ということで読んだのですが、それにしてもそれを聞くとまた、まざー3の印象も変わりますねえ。そして泣きたくなる。

三部作らしいので見つけ次第、続編買ってきます。続き気になりすぎる。
| | 23:49 | comments(2) | trackbacks(0) |
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